ギャッベ|オールド

「オールドギャッベ」は、30年ほど前に織られた年代物のギャッベ。遊牧民が日常使いの敷物として、移動に便利なよう幅1m長さ2m前後の細長いギャッベを、クルクルと丸めて、ロバやラクダの背にくくりつけて移動していました。現在このオールドギャッベを入手するのは困難になっています。ゾランヴァリ社のスタッフが遊牧民の住む村やテントを訪ね歩き、オリジナルで状態の良いものを収集。その後丹念に洗浄や補修して、ギャッベに再び命を与え、市場に送り出しています。カシュガイ族だけの感性で織られた古いギャッベの中には、はっと息をのむような逸品があります。四角や菱形といった幾何学文様や、力を象徴するライオンやヒョウなどの具象文様が古いオリジナルのギャッベでは頻繁に見かけられます。経年変化でしかでない独特な深みのある色と、新しいものにはない光沢感と柔らかさがオールドにはあります。

四角の文様
水がわき上がる井戸や水場を意味する。遊牧民の生活で最も大変なのは水の確保。井戸は彼らの命綱ともいえるもので。それだけに、井戸の文様はギャッベの特徴的なデザインとなっています。

ライオンの文様
ライオンは、王様の象徴。今にも襲いかかってきそうなライオン、ひょうきんな顔のライオン、また大胆に省略したラインでデザイン化されたライオンなど、表現方法は実に多様です。

菱形の文様
トランジと呼ばれる菱形の文様は、通常3~4個連なって織り込まれる。トランジを見れば、カシュガイ族のどの部族に属しているかわかるという。自分が何者であるかを示すアイデンティティーの模様であり、カシュガイ族の誇りを表しています。

2017-03-09 | Posted in gabbehNo Comments » 

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